コーチングの概要について

コーチングとは、相手の能力、可能性を引き出し、なりたい姿になるのをサポートとするコミュニケーションの技術です。


もともとのコーチの語源は「馬車」であると言われています。「馬車」に乗れば、行きたいところに速く到着することができますよね。ただし「馬車」自体は行き先知りません。行き先を決めるのはあくまでも乗っている人で、「どこに行きたいのか?」を乗っている人に聞いて、その場所に速く連れて行ってあげます。


それと同じように、コーチングの「コーチ」はその人の話をひたすら聞き出し、その人のなりたい姿や行きたいところに向かって、コーチングスキルを活かしてコミュニケーションを行います。その結果、その人はその場所に速くたどり着けるようになる、というのがコーチングの仕組みです。

「コーチ」の概念はまずスポーツの世界で「指導者」の意味合いで広まり、それからビジネスの世界にも広まったとされています。そして、それを子育てに応用したのが「子育てコーチング」です。


よって、子育てコーチングが目指しているのは、親の価値観や想いの押し付けではなく、子どもがもともと持っている才能や可能性を引き出すような子育てです。


子育てにコーチングの考えを取り入れることで、子どもの自己肯定感が高まったり、子どもの自発的な行動が促されたり、更なる自己実現や成長を支援することにも繋がります。


コーチングには以下の4つの理念があります。


1. 人は皆、無限の可能性を持っている
2 .答えはその人の中にある
3. 答えを見つけるにはパートナーが必要
4. 過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる


人は様々な可能性に満ち溢れています。好きなこと、得意なことをとことん突き詰めていくと、どこまで伸びるか分からない無限の可能性を秘めています。「うちの子は○○だからきっと無理」「うちの家系は××だから向いていない」などと親の価値観で子どもの可能性を潰すような子育てではなく、子どものもともとの可能性を存分に伸ばしてあげるような子育てをしたい方に子育てコーチングは向いています。


また、つい大人がアドバイスをしすぎたり、先回りしてやってあげたりしてしまうことも多いでしょう。でもよく考えてみてください。人から言われてやることより、自分で決めて納得したことや、自分でやってみたい、こうしたいと思ったことをやりたいですよね。


子どもとて同じです。答えはひとそれぞれの中にあるもの。子育てコーチングでは、それを引き出してサポートしてあげるのが親の役目だと考えます。結局親があれこれうるさく言っても、ほんとうの意味で子どもを変えることはできません。


それよりも、一緒に子ども中の答えを引き出して、それに寄り添うようにしてみませんか?「あれこれ言いつけたくない」「もうこれ以上怒りたくない」というママがこの考え方を身に付けると、育児が楽になる効果も期待できます。


コーチングのスキルについて

コーチングで実際にやることは、「傾聴」「質問」「承認」の3つです。


昨今、子育てに関する様々な知識が書籍やインターネットに溢れており、「こういう場合はどうしたらいいの?」「これってOK?NG?」とハウツーが気になる方も多いかも知れません。


子育てコーチングでは、そういったあらかじめ決められた答えや外部にある答えよりも、最終的には「自分はどう思うか」「自分はどう感じるか」「自分はどうしたいか」に重点を置いています。大切なのは「現場」、すなわち「目の前にいるお子さん」です。子育てコーチングを学ぶことで、「目の前にいるお子さん」の話をよく聴いて、掘り下げて、認めてあげることができるようなママになることができます。


そしてそのスキルは、様々な場面で応用可能です。自分があまり知らないような分野の話でも、「親が教えなければ」「親がしっかりせねば」と思わずに済むので、子育ても楽になることが期待できます。


自分の意見をしっかり持って伝えたり、人前でプレゼンテーションをしたり、意志をもってリーダーシップを発揮することが評価されがちな世の中ですが、実は「聴く」ということも非常に重要なスキルの一つです。


人と人との信頼関係を構築する上で、人の話を「聴く」ことの効果は抜群です。人は、聴かれることで「受け入れてもらえた」「認めてもらえた」と思います。聴くことが、安心感を与え、信頼関係を作る一歩です。


ところで、きき方にも「種類」があるのをご存じでしょうか?子育てコーチングを学ぶことで、3つの「きき方」を効果的に活用し、子どもの信頼関係を構築できるようになります。


単に「音」としてBGMのように聞くきき方


聞いた話を過去の自分の経験や価値観に照らし合わせて、「比較」「想像」「判断」しながら聞く。いわゆる「ジャッジ」しながら聞いている状態


自分の考えや価値観は横に置いておいて、あるがまま、ありのままを聴く。意識は自分ではなく相手に向かっている状態


上記のとおり、きき方にも種類があり、信頼関係を築くには3つ目の「心で聴く」が重要です(※「聴く」の漢字も「聞く」と使い分けています)。


ただし、「心で聴く」ことは、神経や集中力をとても使うため、たいへん疲れます。実践を積んだトレーナーでも常にできるものではありません。ですので、最初は上手くできなくても心配する必要はありません。


ここぞという時に「心で聴く」スイッチを入れ、存分に話を聴いてあげましょう。普段の普通の会話は、「耳」でも「頭」でも構いませんが、それを認識していることが重要です。


質問をすることには、以下の3つの効果があります。


1. 考える力を育てる
2. やる気を上げる
3. 人の心を開く


まず、質問することで相手の思考を刺激することができるので、「考える力」を育てることに繋がります。次に、質問をされることで具体的にやるべきことがはっきりしてくるので、「やる気」を上げることにも繋がります。そして、質問するということ自体、その人に興味を持ってくれているという証です。質問されることを通じて、「自分に興味をもってくれている」と思うと、その人に「心を開く」ようになります。


ところで、「質問」にも種類があり、まずは大きく以下の2つに分けられます。


Yes、Noで答えられる質問


Yes、Noで答えられない質問


オープンクエスチョンは、更に以下の2つに分けられます。


答えが限定されるような質問

(When「いつ」/Which「どっち」/Where「どこ」/Who「誰」/How many「いくつ」/How much「いくら」など)


自由に考えさせる質問

(Wtat「何」/Why「なぜ」/How「どうやって」など)


クローズドクエスチョンには、意志の有無を早く確認できる、事実をはっきり確認できるといったメリットがあります。素早く白黒ハッキリさせたい場合に効果的です。オープンクエスチョンの限定質問は、限定的な質問をすることで必要な情報を手に入れられるので、既に決まっていることを確認したり、具体的なアクションプランを作る際に効果的です。オープンクエスチョンの拡大質問は、子どもに自由に考えさせることで、子どもの考えを広げたり可能性を広げたりするのに効果的です。


子どもが小さい時は、まだあまり難しいことは考えないので、クローズドクエスチョンが多くなるでしょう。その分「~しなさい」という命令口調が多くなるので、それをオープンクエスチョンに徐々に変えていってあげると良いでしょう。例えば、「早く宿題やりなさい!」は、「宿題はいつやる?」「宿題終わったら何しよっか?」「ママが何か手伝えることはあるかな?」などと言い換えることができます。


質問を時間軸で分ける分け方もあります。


過去のことに対する質問


未来のことに対する質問


オープンクエスチョンの拡大質問には子どもの考えを広げるというメリットがありますが、このうちWhy+過去質問(特に否定)には注意が必要です。「どうして~しなかったの?」「どうして~しちゃったの?」という質問は問い詰めているような雰囲気になりますし、質問自体が言い訳の内容を聞いているような質問ですから、そこから出てくる答えは必然と「言い訳」になります。


そのような場合は、How+未来質問をしてみましょう。


「どうしたら~できるかな?」「~するにはどうしたらいいかな?」といった質問は「できる」「やれる」ということを前提にしているため前向きな気持ちになります。


人間は質問された通りのハコが脳内に開きます。How+未来質問で「できる」「やれる」といった前向きなイメージを作って、子どもの脳をポジティブにしてあげましょう。

「承認」とは「認める」ことです。「認める」とは「褒める」とは違い、親の期待値や基準は関係なく、あるがままをそのまま認めてあげることです。親の期待値を超えた際に「褒める」ことも効果的ではありますが、「褒める」だけだと、自分は条件付きでないと認められないと、思ってしまう恐れがあります。まずは、今できていることをそのまま認めてあげることから始めましょう。


「認める」には以下の3つの種類があります。


存在自体を承認する。あいさつ、名前を呼ぶ、話を「聴く」など


判断はせず、単純に変わったことを認める。「髪切ったね」「背伸びたね」など


何かを達成したり成果を出したことを承認する。「合格したね」「100点とれたね」など


承認の種類も場合によって使い分けられるようになると効率的です。一般的には「成果承認」はやってあげられる人が多いですが、逆に「成果承認」だけだと、「成果を出さないとダメだ」と思って自己肯定感が下がることにつながる可能性もあるので注意が必要です。


是非意識してみてほしいのが「存在承認」です。あるがままの自分を認められていると感じると、自己肯定感も高まり、自分自身そして他の人もたいせつにできるようになります。


「存在承認」のもっとも代表的なものは「挨拶」です。


挨拶は自分から相手の存在を認めるものであって、されてから返すのは「返事」に過ぎません。ぜひ自分から積極的に挨拶することを日々の生活の中に取り入れてみましょう。

プレシャスマミー講座について

1. コーチングをベースとした子育て講座


プレシャスマミーはこのような「コーチング」をベースとした子育て講座です。コーチングのスキルを普段の子育てに応用することで、親の想いや価値観の押し付けではなく、子どもの生まれ持った才能や可能性を引き出す子育てをすることができるようになります。



2. ふんだんなワークでスキルを自分のものにできる


講座は一方的に講義を受けるスタイルではなく、ふんだんなワークが盛り込まれています。


プレシャスマミーでは「やってみる」ことを重視しています。「やってみて」上手くできたかどうかは、さほど問題ではありません。「やってみて」あなたがどう思ったか、どういう気づきを得たかが重要です。ですので、次回の講義でワークの内容(宿題)を共有してもらうようなものもありますが、ワークの出来を点数で評価するのではなく、「やってみてどうだったか」を共有する内容が多く盛り込まれています。


「理解」「実践」「振り返り」「共有」をバランスよく配置し、あなたの中に腑に落ちるような形で定着する仕組みになっています。



3. ママ自身の内面に寄り沿い、子育ての先にある夢が見つかる


子育ての悩みを突き詰めていくと、自分自身の内面の問題に行き着くことも少なくありません。「育児は育自」と言われる所以です。


決して「ママが悪い」と言っているのではありません。今そうなっている「仕組み」を知り、見方を変えたり、言い方を変えることで、変われることがあるということです。


コーチングの考え方を自分自身に応用したのが「セルフコーチング講座」で、子育てに関する「子育てコーチング講座」と、自分自身に関する「セルフコーチング講座」がセットで準備されているのがプレシャスマミーの特徴です。


「セルフコーチング講座」では、自分自身の「現状」を知り、「理想」との差を認識し、そのためにはどうしたらいいのか、どういう可能性があるのかを、様々な論点から探索していきます。最終回には、あなたの「未来の記憶図」で、今まで子育ての陰に隠れていたあなたの「夢」が明らかになるでしょう。


1.  イライラ育児から卒業して「愛と感謝」にあふれ「笑顔」で育児ができるようになる


ほんとうは毎日機嫌よく過ごしたいのに、つい怒ってしまう、ついイライラしてしまうというママも多いのが現状です。そのようになってしまう仕組みを理解し、コーチングをベースとした子どもとのかかわり方を学ぶことで、イライラ育児を卒業し「愛と感謝」にあふれ「笑顔」で育児ができるようなプログラム構成になっています。



2.  子どもの自己肯定感やセルフイメージが向上する


プレシャスマミーでは、一般的に言われる「自己肯定感(=無条件で、自分は価値のある存在である、自分はたいせつであると思えること)」の他に、子どもの「セルフイメージ」を高めることをたいせつにしています。


「セルフイメージ」とは、自分で自分をどのように思っているかのイメージのことですが、人は「セルフイメージ」の通りに振る舞い、「セルフイメージ」が人生を作っていくという面があるからです。子どもの時に、良いセルフイメージ、前向きなセルフイメージを自らに持つことで、人生がより充実したものになります。


コーチングの3つのスキルを活かして子どもを認めたり、信頼関係を築いたり、セルフイメージを高める声かけを行うことで、子どもの自己肯定感、そしてセルフイメージが向上します。



3.  ママ自身が幸せになれる


子育てコーチングを学んだママさんが口を揃えて言うのが、「子どもを変えたい、どうにかしたいと思ってイライラしていたけど、無理に子どもを変えようと思わなくなりました」ということです。コーチングを踏まえたコミュニケーションを取ることで、無理に子どもを変えようと思わなくなくなり、「じゃあどうしたい?」「じゃあどうする?」といったお互い前向きな気持ちになることができます。


また、ママ自身が内面を見つめ直し、自分自身が整うことで、ゆとりをもって子育てができるようになります。人からの評価や人の育児と比べてのマイナス点ばかりに目が行っていたのが、「自分ができているところ」や「自分の良いところ」に意識が向くようになり、更には自分の「好き」や「幸せ」を基準にできるようになるため、ママ自身が幸せになれます。


ママ自身が幸せになり、夢を追いかける背中を見せることは、育児にも非常に良い効果があります。



4.  プレシャスマミーという居場所ができる


核家族化が進み、地域社会のつながりが希薄になりつつある現代、ママは孤独な育児を強いられてます。ご主人や親類の協力を上手く得られなかったり、幼稚園や保育園でのママさんとのコミュニケーションに悩むママも多いでしょう。


プレシャスマミーでは、受講生同士やトレーナーとの交流があるため、一度受講いただくと「プレシャスマミー」という仲間を得ることができます。プレシャスマミーの仲間は、コーチングを学んでいるため、お互い、ありのままを受け入れ、人の話を「聴く」ことが自然とできる仲間です。


ぜひあなたも、プレシャスマミーという一生モノの仲間を手に入れませんか?




ママである、

ただそれだけで、あなたはすばらしい。