見るのをやめるという選択

今日は、手の離し加減についてです。

昨日の研修は、チアリーディングジュニア世界大会で優勝するほどのチームの
ママさんたちの研修でした。

何しろ世界一ですから、
ママさんたちの熱心さも相当なものです。
(小学生と中学生がいます。)

毎日あちこち練習に送り迎えして、その姿をビデオに撮って、
そしてできないところを家でも練習して・・・

そんなママさんたちの悩みは、
子どもの頑張りを認められないこと。

もっともっとうまくなってほしい、
チームにも迷惑をかけないでほしい、

という思いが強いからこそ、
できない子どもにイライラしてついつい怒ってしまう。

それでやる気がなさそうな子どもをみると、
さらに腹が立つ。

そして最後はそんな自分がいやになってしまう・・・

という悪循環があるようでした。

昨日はとことん、子どもの立場に立って、
自分の子ども時代にタイムスリップしてもらい、
自分だったら親にどうしてもらったらやる気になるのか、
考えてもらいました。

すると、
「褒めてもらう、というより、認めてもらいたいかも。」

という言葉。

客観的に見たら、小学生で世界で優勝するようなチームで毎日チアの練習しているだけで
すごーーーーいことだと思うのですが、
それを認めてあげることすら、できなくなってしまっている・・・。

なんだか悲しいことです。

「どうしたら認めてあげられますか?」

と聞いてみると、じーーーーっと考えて、

「見てなかったらできるかも。」

という返事だったので、

「じゃあ見ないようにしましょうよ。」

と言いました。

「毎日練習を見てなくちゃいけないんですか?」

「いえ、別にいいんですけど、ビデオに撮って家で練習するので・・・」

するとコーチが

「別にビデオだけ三脚にセットして本人に撮らせてもいいんじゃないですか。
 私はここだけでなく、ほかのチームの子どもたちもみていますが、
 親御さんが見ていると緊張してしまってうまくできない、
 という子どもたちもいます。

 私も子どもの頃、ずっと見ててほしいとは思いませんでした。
 見ていない時のほうがやりやすかったです。」

とおっしゃったので、

「見ていることで親子にとってプラスが起こるならいいですが、
 見ていることでマイナスが起こるなら、
 いっそ見ることをやめてしまったらどうでしょう?

 その間、ママは自分のために時間を使って、
 終わった後のおこさんを気持ちよく迎えてあげたほうがいいと思うのですが、
 どうですか?

 お子さんに、見てるのと見てないのとどちらがいいのか、
 聞いてみるのもいいですよね。」

とお伝えしたら、それもいいかな、と思われたようでした。

おそらく、他のママたちがみんな見学しているので、
自分もそうしなきゃ、という気持ちもあるし、

チームプレイなので、周りの人に追いつけ追い越せ、
そういうプレッシャーがママにもあって、
何とか上手になってほしい、という気持ちが強いからこそ
怒ってしまうのだと思いますが、

その問題は親の問題ではなく、子どもの問題、子どもの責任。

そしてプレッシャーは子どもがすでに感じていることだと思うんです。

それに追い打ちをかけるようにママが圧力をかけたのでは、
子どもはまいってしまいます。

コーチも、

「お母さん方には、私たちができない部分のケアをしてあげてほしい。」

とおっしゃっていたので、
技術を伸ばす部分はコーチにお任せして、

それより頑張りを認めたり、ねぎらったりする心のケアをママがしてあげるほうがいい、
と私は思うのです。

逆にいつまでも子どもの練習姿をずっと見ていたい、と思うのは、
親のほうの子離れができていない、
ということなのではないかと。

大会などで成長したわが子の姿を見るのは素敵なことですが、
小学校にもなれば毎日つきっきりで見る必要はない、
親の目がない時間をどんどん増やしていき、
親の息のかからないところでの成長を見守るほうが子どもは自立していく、

と私は思います。

積極的に「見るのをやめる」という選択は、
決して親として悪いことではないですよ。

よくないのは全くの「無関心」です。

さあ、今日も元気に講演してきますよ!!

みなさんもゴキゲンで、ステキな日曜を♪

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東大脳をラクラク育てたいママの味方
プレシャス・マミーメンターコーチ 谷あゆみ 
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